ここ数日冬の気圧配置で寒い日が続いて、日が明けたらカラッと晴れた一日でした。
12月から出荷される「ル・レクチエ」が収穫時期を迎えたのは10月24日
すぐに食べれるワケではなく、40日~追熟させてから食べれるようになる為食べごろの12月を迎えてから出荷されます。
もぎたての収穫直後の色は翡翠のような緑色でとても綺麗ですが、その後熟すにしたがって、だんだん黄色になってきます。
お歳暮時期の為、毎年リピーターのお客様はもちろん、たくさんの注文が来るそうです。
ル・レクチエの選別
ル・レクチエは地方により「ル・レクチェ」と小さく「チェ」を呼称するところもあるようです。
洋ナシと言うと「ラ・フランス」しか知らない私でしたが、ラ・フランスよりも酸味が無く、甘味が強いのはこちらのル・レクチエ。
ル・レクチエの病気
美味しい果物にはつきものですが、病気になりやすく、尻ぐされ(ブラックエンド)と言う病気にかかりやすいのです。
元々病気には弱かったこと(黒斑病・尻くされ・輪紋病等)、長期追熟のための広い保管場所が必要なことなどから、生産は難しい。原産地であるフランスでも現在ほとんど生産されていない希少な梨なのです。
また、西洋梨は形が複雑ですから綺麗に整った形になるのも難しいようです。
上記のような理由からお値段は少々お高めになっています。
ラ・フランスの追熟
もうひとつの西洋梨「ラ・フランス」はただ今、倉庫にて追熟中です。こちらは注文を受けて11月2日ごろから出荷されます。
すでに収穫されて貯蔵庫に入っておりました。
こちらの品種は西洋梨と言ったらラ・フランスと言うくらいに人気を集めた品種でしたが随分、東北では定着されました。
でも西日本では、デパートにも並ばない様子でまだ食べたこと無い方も多数。
とても滑らかな食感で香り高く見た目からは想像できない美味しさ。
ラ・フランスの病気
輪紋(りんもん)と言う病気にかかりやすく黒点がポツっと出来てしまうと贈答用から外されてしまいます。
デリケートな梨だからこそ美味しい。
写真に黒い斑点が見えます。
かすかにラ・フランスの香りが倉庫に漂っていました。
贈答用・ご家庭用はこちらから承り中です。
おばあちゃんの畑
帰りにおばあちゃんの畑を拝見させていただきました。
80歳を過ぎても大きい野菜畑をお一人で作られているとのこと。
戦争があった昔、女性は機械もなく石を退け畑を耕し野菜を育てたそうです。
貴重なお話です。
15歳のときから野菜作りをされているとのことですが、キャベツや京菜、高菜、ネギ(右下)
あやめ雪蕪(左上)
五寸人参(右上)のにんじんも。
それから来年に植える玉ねぎの苗(左下)
どれも美味しそうです。
どうやったらこんなに元気に育つんでしょう?
夏の野菜
土がとても色の深い色をしていて柔らかく良い土は、甥っ子さんが耕してくれるそうです。
夏に来た時はたくさんの茄子やきゅうりが植えてありました。
あっという間に冬のお野菜になった気がいたします。
もう年の暮れも間近ですね。
-------齋藤梨園 2010年 梨園たより------
2009-10の冬は暖冬でしたが、3月4月は寒い日が続き4月17日、22日の降雪で膨らみかけた梨の花のつぼみに、季節外れの降雪
開花も10日程遅れましたが、その後の天候に恵まれ、過去にない程順調に成育し平年並みくらいまで追いついて安心していましたが、7月8月の記録的な猛暑と水不足でなしの生育は停滞し、小玉の出来となってしまいました。
台風の到来でようやく待望の雨が降りましたが、ちょっと遅すぎました。
このような天候のために、34年前から野田地区の果樹農家約200戸では地下水を汲み上げて圃場に潅水する畑潅事業を行ってきましたが、施設の老巧化が厳しく、今年は一度も潅水できませんでした。そこで我が家ではやむなく、水道水で潅水しました。以前あった井戸を埋めてしまっていたのでがっかりです。
さてさて水道料は・・・・。
取材・記事 :飯田
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